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コロナで注目…ウェブ面接やVR修学旅行 面接は60倍の利用実績 リゾテック沖縄 

2020年10月30日 11:24

 観光業を中心に、各種産業の課題解決につながるIT技術を紹介する「ResorTech(リゾテック)おきなわ国際IT見本市」(同実行委員会主催)では、42社・団体がバーチャルリアリティー(VR、仮想現実)を使った観光情報の発信や人工知能(AI)で作業を省力化する技術などをアピールした。ウェブ面接やVR修学旅行など「ウィズコロナ時代」に合わせた技術やサービスも続々と登場し、来場者の関心を集めた。

ウェブ面接システムを紹介するスタジアムの東江康之沖縄支社長(右)、熊木真凜さん=29日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

新型コロナウイルス感染症の拡大で修学旅行が中止となった場合を想定して宮古島の観光案内をバーチャル体験するサービスをPRするエコツーラボ合同会社の猪澤也寸志代表

動画サイト「ユーチューブ」で情報発信する仮想ユーチューバー「根間うい」を使ったコンテンツビジネスを紹介する、あしびかんぱにーの佐橋直幸部長

ウェブ面接システムを紹介するスタジアムの東江康之沖縄支社長(右)、熊木真凜さん=29日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター 新型コロナウイルス感染症の拡大で修学旅行が中止となった場合を想定して宮古島の観光案内をバーチャル体験するサービスをPRするエコツーラボ合同会社の猪澤也寸志代表 動画サイト「ユーチューブ」で情報発信する仮想ユーチューバー「根間うい」を使ったコンテンツビジネスを紹介する、あしびかんぱにーの佐橋直幸部長

■ウェブ面接

 県内約50社にウェブ面接システムを提供しているスタジアム(東京都)は顧客企業の採用形態に合わせて、専任のスタッフがシステムの活用方法をアドバイスするのが強み。応募者の考えを多く引き出して、企業が求める人材を採用できた面接の「好事例」を収集。顧客企業に提供して、面接の質が高まるように支援している。

 沖縄支社の東江康之支社長は「コロナ禍の影響でウェブ面接の利用実績は昨年の60倍に高まっている。距離の制約がなく、多数の人と面接の機会が持てるのでコロナ収束後も定着するスタイルだ」と説明した。

■VR修学旅行

 エコツアーを手掛けるエコツーラボ(宮古島市)はコロナの感染拡大で修学旅行が急きょ中止となった場合の代替となる「VR修学旅行」を紹介。サンゴ礁保全の学習に重きを置いているため、実際に来られない場合に備えて宮古島の海深くに生息するサンゴ礁などを撮影して学んでもらう。

 猪澤也寸志代表は「これからの観光はIT技術を使って内容を深掘りすることが求められる。IT企業の協力を得ながら臨場感のあるコンテンツをつくりたい」と話した。

■ブイチューバー

 会場では、コンピューターグラフィックスのキャラクターをユーチューバーに見立てた「ブイチューバー」の展示もあった。

 動画サイト「ユーチューブ」で、沖縄観光や県産品の情報を発信するコンテンツビジネスを展開している「あしびかんぱにー」(那覇市)はブイチューバーの「根間うい」をPR。昨年3月に新たなコンテンツとして誕生させて以降、県内企業から根間ういを使った情報発信の要望が多く寄せられているという。

 佐橋直幸XR・VTuber事業部長は「沖縄の魅力を発信するご当地ブイチューバーとして、国内外に沖縄の観光や物産をアピールしていきたい」と意気込んだ。

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