特定抗争指定暴力団山口組の総本部(神戸市灘区)がハロウィーンに合わせ、地元の親子らを招き、お菓子を配るイベントがなくなりそうだ。10月の兵庫県・条例改正が影響したとみられ、ハロウィーン本番の31日、総本部周辺は閑散としていた。捜査関係者は「子どもが暴力団と接する機会をなくし、将来の犯罪への加担を防ぐ」と意気込む。

 住民らを総本部の敷地内に招き入れる特定抗争指定暴力団山口組の関係者(奥)=2018年10月31日、神戸市

 ハロウィーン行事が開かれず閑散とする特定抗争指定暴力団山口組総本部周辺=31日午後、神戸市

 住民らを総本部の敷地内に招き入れる特定抗争指定暴力団山口組の関係者(奥)=2018年10月31日、神戸市  ハロウィーン行事が開かれず閑散とする特定抗争指定暴力団山口組総本部周辺=31日午後、神戸市

 県警は2013年からイベントを確認。18年には住民約千人が参加、県警は住民懐柔が目的とみている。

 風物詩としてなじむことへの危機感から改正された県暴力団排除条例では、組員による18歳未満への組事務所の出入り許可や金品配布、勧誘などを禁止した。(共同通信)