大学に進んだのは、進路を探る時間が欲しかったから。生きる意欲に燃えてはいたが、その情熱にくべるべきものがなにかは分からなかった。好きな音楽でステージに立ちたいという気持ちもあったが、無謀な夢として心にしまっていた。 実際は入学して1年経(た)っても一向に勉強に興味がわかず、授業中は居眠りばかり。