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首里城の復興願い旗頭高々 3年ぶり演舞へ青年会が練習

2020年11月2日 07:36

[首里城火災 あれから1年]

首里城復興イベントに向け旗頭の練習をする平良町青年会のメンバー=10月27日、那覇市・平良町自治会館

首里城復興イベントで競演し、勇壮な旗頭演舞をみせる首里中学校旗頭同好会(手前)と当蔵町青年会=10月31日午後4時半ごろ、那覇市・中城御殿跡

首里城復興イベントに向け旗頭の練習をする平良町青年会のメンバー=10月27日、那覇市・平良町自治会館 首里城復興イベントで競演し、勇壮な旗頭演舞をみせる首里中学校旗頭同好会(手前)と当蔵町青年会=10月31日午後4時半ごろ、那覇市・中城御殿跡

 10月31日から中城御殿跡で始まった「首里城復興イベント」(主催・県、沖縄美ら島財団、沖縄総合事務局国営沖縄記念公園事務所)で旗頭の演舞が決まり、各青年会が練習に励んでいる。初日は当蔵町の旗が上がった。青年会が「本番」に位置付ける「琉球王朝祭り首里」は一昨年、昨年と中止となった。2年越しの舞台に「復興への思いを込めたい」と喜ぶ。

 10月27日の午後9時、平良町自治公民館には青年会の約20人が集まり、練習旗を使って練習していた。青年会長の上原和史さん(27)は、「けがをしないように頑張りたい」と話し、「首里城が焼失して悲しかったが、復興しか向かう道はない。旗頭で地域の力を伝えたい」と意気込んだ。

 首里城祭の一環で、首里振興会が例年11月3日に開催する「琉球王朝祭り首里」は2018年は大雨、昨年は首里城火災で中止に。年に1度の大舞台がなくなり、各青年会は地域で旗を上げたり、清掃活動をするなど、首里城復興への思いを表した。平良町青年会は昨年11月3日、壺屋の青年会に誘われ壺屋やちむん通り祭りで旗を上げた。

 同町自治会長の宮城修さん(60)は青年たちの練習に「首里城復興へ旗頭と共に前を向き、3年分発奮してほしい」と目を細めた。

 首里城復興イベントは2月にかけて計9回開催。3日には当蔵町と平良町が演舞する。

 首里城公園は2日、オープンから丸28年になる。公園の1日の有料区域入場者数は3300人と、火災後最多を記録した10月31日を上回った。

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