沖縄県の玉城デニー知事は6日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時に流行しピークが重なった場合、県内で1日当たり最大で約7千人の発熱患者が医療機関を受診し、さらにその状況が1週間続くとの試算を明らかにした。知事は「双方の感染症対策を万全にし、医療提供体制の確保に努める」と述べた。
インフルのみが流行する例年はピーク時、1日最大で約4千人。県は救急病院等への患者集中を防ぐため、新型コロナとインフル両方の検査・診療に対応できる地域のクリニック401カ所の登録を終えた。
県は、発熱し対応に迷った場合は県コールセンター、電話098(866)2129に相談するよう呼び掛けている。