浦添市前田地域で古くから信仰の対象になってきた巨岩「ワカリジー」が1~3日、地域の無病息災や繁栄祈願、医療従事者への感謝を込めてライトアップされた=写真。照らしたのは白色の光だが、岩に草木が生い茂っているため、暗い空に緑色の岩が浮かび上がった。

ライトアップされた巨岩・ワカリジー=3日、浦添市前田

 新型コロナウイルスの影響で綱引きなど地域の行事が軒並み中止となる中、前田自治会の40歳以上の壮年が集まるOB会と青年会が「地域を元気づけたい」と企画した。

 ワカリジーは高さ約13メートルの琉球石灰岩で、通称・為朝岩とも呼ばれる。

 OB会の比嘉辰次さん(44)は「見学する人や、頑張ってと声を掛けてくれた人もいた。やってよかった」と達成感を話し、「地域の子どもはワカリジーの存在や歴史を知らないはず。ライトアップを機会にワカリジーのことを知ってもらえたら」と願った。