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「非常に反省している」沖縄のクラスター県議が謝罪 大人数で視察や食事会

2020年11月9日 14:43

 沖縄県議会の沖縄・自民会派(島袋大代表)は9日、県議会棟で会見し、宮古、八重山地域の視察で12人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)となったことを謝罪した。島袋氏は「県民の皆さまに不安と迷惑をかけたことをお詫び申し上げる」と頭を下げた。

12人が新型コロナ陽性となった宮古、八重山地域の会派視察が不適切だったと謝罪する沖縄・自民の島袋大代表(右から2人目)ら会派幹部=9日、沖縄県議会

 島袋氏は宮古、八重山地域で新型コロナの感染が拡大する中、18人の大人数で視察した点に触れ「非常に反省している」と謝罪。大人数で食事会を開いたことも反省点として挙げ、「視察の人数を減らして2班に分ける方法もあった。結果的にクラスター化し、離島行政や県の出先機関、多くの県民に迷惑をかけた」と述べた。

 また、会派所属議員が正副委員長を務めている決算特別委員会の開会中だった点にも言及し「会派からは最大の数の委員が出ている。深く反省している」と述べ、視察時期も不適切だったとの認識を示した。

 島袋氏は、陽性者や濃厚接触者となったことで「議員として気持ちを理解するなどいろんな経験ができた。われわれだから発信できることがあると思う」と述べ、反省を踏まえ、新型コロナ問題に取り組む考えを示した。

 自民は18日から4日間、離島振興や新型コロナ対策の検証などを目的に宮古、八重山地域を視察。会派19人中、18人が参加した。大人数での飲食を伴う会合などを開催し、12人が新型コロナ陽性となった。

 県議と接触した下地敏彦宮古島市長ら宮古島で45人、八重山で20人が濃厚接触者に認定されたが、PCR検査でいずれも陰性が確認されている。

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