在日米国大使館の安全保障政策課長が反論の講演会について「死のわな(death trap)」になると記したメール(画像の一部を加工しています)
在日米国大使館の安全保障政策課長が反論の講演会について「死のわな(death trap)」になると記したメール(画像の一部を加工しています)
全ての写真を見る 2

在沖米軍による水道汚染を記者が講演 主催した大学に米大使館が抗議

2020年11月16日 8:33有料
米軍基地・安保

 在日米国大使館が2017年、ジョン・ミッチェル本紙特約記者の講演を企画した東京の米国系大学に、抗議を申し入れていたことが分かった。講演のテーマは在沖米軍による有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)汚染だった。大学関係者は「学問や表現の自由に対する前例のない攻撃であり、憤りを覚える」と指摘した。

関連ニュース

「米軍の秘密主義の壁を突破した」 米の環境報道賞で本紙サイト評価集まる ジョン・ミッチェル特約通信員の報道 PFAS記事など5本評価

沖縄の環境汚染報道 米のジャーナリスト協会が表彰 ミッチェル記者「闘い孤立していない」

東京でPFAS汚染水漏れ出る 民間地から100メートル、全面マスク付け清掃 濃度は暫定指針値5万4400倍 2023年1月に米軍横田基地で2日連続