「医療と福祉の懸け橋になれる医師になろう」。そんな思いで飛び込んだ訪問診療医の仕事は、太田守武さん(49)にとって「天職」だった。だが筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、その天職を太田さんから奪った。 自分の足で歩けなくなり、やがて聴診器も持てなくなった。