琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は17日、尾道造船(神戸市、中部隆社長)の広島県の尾道造船所で、新造船「あやはし」の進水式を開いた。

初めて海へ進水する琉球海運の「あやはし」=17日、広島県・尾道造船所

 同社の人気CMで「ダイナミック琉球」を歌う、成底ゆう子さんが、船を造船所につなげている支綱を切断。ごう音を上げながら、ゆっくりと海へと滑り下りていく様子を、関係者らが拍手で祝った。

 あやはしは、貨物を積んだトラックやトレーラーごと載せて運ぶ「RORO船」。同社が保有する7隻のうち最大の船となる。

 全長181・51メートル、幅26メートル。積載できる重量は7600トンと、40フィートトレーラーが約170台、乗用車270台を載せて運ぶことができる。総トン数は約1万1900トン。2020年1月から世界的に始まった硫黄酸化物(SOx)排出規制に対応するため、スクラバー(排ガス浄化装置)も搭載する。

 あやはしは21年2月から就航予定で、県内経済を支える海上輸送を担う。宮城社長は「24年ぶりの尾道での造船。あやはしが無事に命名され進水された。関係者の皆さまに感謝申し上げる。引き続き、県内経済発展に尽力していきたい」と意気込んだ。

(写図説明)初めて海へ進水する琉球海運の「あやはし」=17日、広島県・尾道造船所(提供)