沖縄県産黒糖の在庫を解消する県の「沖縄黒糖販路拡大推進事業」の一環で、黒糖を利用した新たな商品開発につなげる「沖縄黒糖ハイブリッド商談会」が17日、那覇市IT創造館で開かれた。波照間製糖、宮古製糖、西表糖業、JAおきなわの製糖事業者と、県黒砂糖協同組合の5団体が県内外の食品メーカーや食品企画会社の8社に、自社工場で製造している黒糖をPRした。

(資料写真)黒糖

 県事業を受託した経営コンサルティングのブルームーンパートナーズ(BMP・那覇市、伊波貢代表)と食品調査を手掛ける食品需給研究センター(東京都、白須敏朗理事長)が開催。新型コロナの影響を考慮して対面式とオンラインの双方を用意した。

 製糖事業者は産地により黒糖の味が異なることを紹介、メーカー側の要望を把握した。那覇市首里でクラフトビールを製造しているウォルフブロイのウォルフラム・オーピッツ代表は「香りをどのように引き立てるか考えたい」と思案していた。

 西表糖業の赤嶺穣総務部長は「『市場調査をしてサンプルを作り、提案してほしい』との要望を受けたので、メーカーが使いやすい商品を作っていきたい」と述べた。