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「飲食会から家庭へ拡大」沖縄のコロナ感染者数、前週から45%増

2020年11月20日 11:35

 沖縄県は19日、県内で新たに10~80代の男女54人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染確認が50人を上回るのは、8月19日の69人以来で3カ月ぶり。新型コロナに感染して入院中だった高齢者1人の死亡も確認した。直近1週間の県内の新規感染者数は計267人となり、前週(計185人)に比べ45%増となった。新型コロナ対策本部総括情報部の又吉剛副参事は「急激な増加に当たるかは議論の余地があるが、増加傾向は確実だ」との警戒感を示した。

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

県内の感染者数の推移 19日現在(県発表)

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状 県内の感染者数の推移 19日現在(県発表)

 又吉副参事は「ここ数日の感染経路が分かっている範囲で見ても、県民同士の飲食・会食の場で感染が広がり、家庭内に持ち込まれるケースが多い」と説明。旅行などで県外から訪れた人と接触して感染した事例は「ほぼない」とし、県をまたぐ感染拡大地域との移動の自粛要請は「今は検討していない」と述べた。

 新規感染54人中、感染経路が判明したのは26人。このうち会食・飲食での感染は5人、家庭内8人、友人・知人4人、職場8人、調査中は1人だった。地域別の最多は那覇市25人で、本島全域で感染を確認。先島諸島の確認はゼロだった。死亡した1人は、遺族の強い希望を理由に年代や性別、居住地は「非公表」とした。

 県が18日にクラスター(感染者集団)発生を認めた那覇市内の接待を伴う飲食店では、新たに従業員1人の陽性が分かり、計16人となった。

 又吉副参事は、飲食店などへの時短営業要請に関し「経済に与える影響は大きく、できるだけ避けたい」と述べた。今週末の3連休や忘年会シーズンを前に、20日にも啓発のための新たな対策を発表するという。

 県内の累計感染者は計3887人となった。米軍関係では新たに2人の感染が確認され、累計は442人となった。

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