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マスクして会食 沖縄の識者「効果はザル」 首相呼び掛けに疑問

2020年11月20日 07:19

 マスク会食の有用性やいかに-。飲食を通じた新型コロナウイルスの感染リスクを巡り、菅義偉首相は19日、食事中も会話の際にはマスクを着用する「静かなマスク会食」の実践を呼び掛けた。「私も徹底したい」と意気込んだが、新型コロナに詳しい専門家からは「いや、総理違います」との声も飛んでいる。

(資料写真)新型コロナウイルス

 県の新型コロナ対策本部総括情報部の又吉剛副参事は同日、県も菅首相の「マスク会食」の呼び掛けを踏襲する考えを説明。「お酒を飲みながらマスクは厳しいかもしれないが、そういったことにも慣れて、経済を動かしながらやっていく必要がある」と語った。

 一方、新型コロナに詳しい県立中部病院感染症内科の高山義浩医師は、同日更新のフェイスブックで「飲食時のマスク着用など(感染防止対策としては)ザルですよ」と苦言。東京都など急速に感染が広がる地域で呼び掛けるべき対策は「一緒に食事をするのは、家族など固定された親しい人のみとし、不特定の人との会食は控えましょう、です」と指摘した。

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