沖縄県うるま市津堅島沖での米軍パラシュート降下訓練の取材で、報道各社が勝連平敷屋の高台にある公園に集まった3日、甲羅が50センチほどもある大きなカメがひょっこり現れて緊張する空気を和ませた。

記者らの足元を悠々と歩くケヅメリクガメの「ケーメ」=3日、うるま市勝連平敷屋

 報道陣の前に現れたのは近隣の兼堅太陽(かねけんひろあき)さん(42)宅に暮らすケヅメリクガメの「ケーメ」。ホームセンターで購入したカメで、現在16歳くらい。雌雄の見分けが難しい種類で性別は不明という。

 性格は「元気で好奇心旺盛」。庭の柵が壊れた隙に「脱走」したとみられる。「カメも米軍の訓練を監視に来たのか」と驚く記者たちをよそに、悠々と草をついばんだりくつろいだりしていた。

 カメは数時間後、うるま警察署に保護され無事に飼い主に届けられた。兼堅さんは「早く見つかってほっとした」と胸をなで下ろしていた。