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沖縄「紛れもなく第3波」とデニー知事 3連休は「対策集中期間」

2020年11月21日 06:22

 沖縄県の玉城デニー知事は20日、県庁で臨時記者会見を開き、県内の新型コロナウイルスの感染者数が「高止まり」している現状から「紛れもなく第3波が来ている」との認識を示した。年末年始に向け、20日から12月11日までを「新型コロナ対策集中期間」の第1弾に設定。家庭や職場での感染予防の徹底を呼び掛けた。県は県内で新たに40人の感染を確認したと発表した。

年末年始に向け新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を呼び掛ける玉城デニー知事=20日、県庁

新型コロナ対策集中実施第1弾

年末年始に向け新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を呼び掛ける玉城デニー知事=20日、県庁 新型コロナ対策集中実施第1弾

 県が10月26日に「コロナ警報」を出した後も療養者数が200人を下回らず、21日には新規感染者数が50人を超え、療養者数が355人に上ったことから「大変憂慮している」と懸念。「(8月の第2波のように)上がり方が急激ではなく、じわじわと上がり、下がっていかない。第3波という警戒心を持っていただきたい」と訴えた。

 21日からの3連休を前に、家庭では(1)定期的な換気(2)食事の前後の手洗い(3)高齢や有症状の家族と接する際のマスク着用-の徹底。感染の要因になるケースが多い会食では(1)固定の席に座り、移動なし(2)隣席とは最低1メートル以上の間隔を空け、会話の際にはマスクやハンカチで口元を隠す(3)飲食は4人以下で2時間以内-を求めた。

 一方、沖縄を訪れた人からの「移入例」は、「非常に少ない」と分析。「県をまたいだ移動を自粛する状況ではない」と述べ、沖縄を訪れる人や県外から沖縄に戻る人に、前後1週間の健康観察など自己管理の必要性を強調した。

 玉城知事は「年末年始に向け、社会経済活動が活発になる。季節性のインフルエンザと同時流行の恐れもある。対策の徹底と社会経済活動を両立させることが大切」と理解を求めた。

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