安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」の前夜祭で有権者に飲食代を提供したなどとして、政治資金規正法違反や公選法違反(寄付行為)の疑いで安倍氏らに対する告発状が出された問題で、会場だったホテル側が作成した明細書などに、安倍氏側が費用の一部を補填した内容が示されていることが23日、関係者への取材で分かった。

 東京地検が入る合同庁舎=2018年12月、東京・霞が関

 2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑

 東京地検が入る合同庁舎=2018年12月、東京・霞が関  2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑

 東京地検特捜部が、安倍氏の公設第1秘書や地元・山口の支援者らを任意で事情聴取したことも判明した。安倍氏側が、ホテル側への支払総額と参加者の会費との差額分を負担した可能性があり、特捜部は立件の可否を検討している。(共同通信)