実際に業界から脅されたのはマスオだろうが、それであいつは妻に泣きついたのだ。 完全な女房関白だと、二人を知る人間には見られているが、実際は律子(りつこ)は夫のことを大切に思っているし、彼のために主義を曲げたこともあった。