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首里城再建 正殿の天井にオキナワウラジロガシの使用を決定

2020年11月26日 12:32

 国の「首里城復元に向けた技術検討委員会」(委員長・高良倉吉琉球大学名誉教授)の本年度3回目の会合が26日、沖縄総合事務局で開かれ、正殿の天井を支える「小屋丸太梁(こやまるたばり)」という部分に国頭村と石垣市産の木材、オキナワウラジロガシを使うことが確認された。

大きな板根を持つオキナワウラジロガシの老樹

 戦後の正殿の構造材に県産木が使われるのは初めて。また、正面の「向拝柱」4本には、長崎県産のイヌマキを使うことが確認された。

 オキナワウラジロガシとイヌマキ(チャーギ)は、琉球王国時代の正殿の柱とはりに使われており、1992年の復元でも県産材の使用が検討されたが見つからず、県外産を使用していた。

 今回の再建では、構造材を国産ヒノキを中心に調達することが決まっていたが、オキナワウラジロガシとイヌマキも年内をめどに探すとしていた。

 調査の結果、国頭村と石垣市産のオキナワウラジロガシが計8本、長崎県産のイヌマキ7本が候補に上がった。実際に使用されるのはオキナワウラジロガシ6本、イヌマキ4本。

 これまで、柱材と小屋丸太梁は国産ヒノキを想定し、県が調達して国に寄付するとしていたが、オキナワウラジロガシとイヌマキにも寄付金が充てられるよう協議される。

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