文武天皇(683~707年)陵説がある中尾山古墳(奈良県明日香村、8世紀初頭)は墳丘が3段構造の八角墳で、石敷きが3重に取り囲んでいたことが分かり、村教育委員会と関西大が26日、発表した。

 奈良県明日香村の中尾山古墳=17日(共同通信社ヘリから)

 奈良県明日香村の中尾山古墳=17日(共同通信社ヘリから)

 奈良県明日香村の中尾山古墳=17日(共同通信社ヘリから)  奈良県明日香村の中尾山古墳=17日(共同通信社ヘリから)

 八角墳は7世紀以降の天皇陵にみられる形で、同村では、斉明天皇陵とされる牽牛子塚古墳と天武・持統天皇合葬陵が八角墳で周囲の石敷きも見つかっている。宮内庁は村内の別の古墳を文武天皇陵に指定しているが、中尾山古墳を文武陵とみる向きが強まりそうだ。

 同村は奈良県などと「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界文化遺産登録を目指しており、古墳の範囲を確定するため発掘した。(共同通信)