「誰にだって描けそう」な現代美術家の作品が約87億円で落札されたのはなぜだろうか。 多摩美術大教授で美術ジャーナリストでもある著者が「美術というのはかなり特殊な経済学理論のもとで成り立っている」との推論を、主に日本を舞台に多面的に裏付けていく。 お金の動きを軸とした美術史が見えてくる。