今年6月、沖縄県名護市汀間漁港沖の大浦湾で辺野古新基地建設に伴う海上警備員の輸送船が座礁、沈没し警備員7人が負傷した事故で、中城海上保安部が近く業務上過失往来危険、業務上過失傷害容疑で60代の男性船長を書類送検することが分かった。

汀間漁港沖で座礁し、浸水した輸送船(中城海上保安部提供)

 国土交通省運輸安全委員会は26日、事故調査結果を発表。「太陽光と海面反射で目標物が見えづらい状況下」で、船長が「ふだんと同じルートを航行していると思い」浅瀬に接近し乗り上げたとした。また、船長がGPS機器の操作に不慣れで、位置確認が不十分だったとも指摘した。

 事故は6月14日午後5時半ごろ発生。乗船した警備員12人中7人が頸椎(けいつい)や腰椎捻挫などのけがを負った。関係者によると発生直後、体の痛みを訴えた警備員が受診を求めたが会社は認めず、勤務を継続させていた。