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「連れて行かないで」 急斜面、飛び交う怒号 伏線あったリーダー逮捕

2016年10月18日 08:31

 

「リーダーを返せ」警察署前で抗議

 山城博治議長の身柄が移された名護署の前には17日午後6時ごろから市民が集まり、最大で約40人が「不当逮捕だ」「リーダーを返せ」と声を上げた。

 名護市辺野古に住む島袋文子さん(87)も車いすで訪れた。21日に名護署の任意の取り調べを受けることになっている。国会議員らがキャンプ・シュワブゲート前で島袋さんに暴行されたと被害届を出したためだ。

 島袋さんは、昨年悪性リンパ腫の治療をした山城議長の健康を案じ、「私はいいが、病人を捕まえるなど行き過ぎではないか。情けない」と語気を強めた。

沖縄県警「排除目的ではない」

 政府は米軍北部訓練場内に入る市民の排除を目的に基地内での逮捕を検討しているが、沖縄県警幹部は「今回は犯罪事実が確認されたので現行犯逮捕した。排除目的ではなく、これまでの警備方針と変わりはない」との認識を示す。

 同幹部は、北部訓練場内で沖縄防衛局の男性にけがを負わせたとして、10月上旬に男性が傷害容疑で逮捕されたケースを例に挙げ、「あの事件と同じ構図。基地内であれ、犯罪行為があれば逮捕する。国が検討しているとされる刑事特別法や威力業務妨害とは全く関係がない」と指摘した。

 また、県警や防衛職員による刑特法の逮捕について「ハードルが高い」との認識を示し、威力業務妨害など他の法令適用に関しても「今の段階では分からない」と述べるにとどめた。

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