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沖縄、約3割が重症化リスクの高い高齢者 「活動抑えることも大切」

2020年11月30日 08:17

 沖縄県は29日、県内で新たに10歳未満から90代の男女47人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者数は4294人。新規感染47人のうち重症化リスクの高い70代以上の高齢者は男女13人を占めた。入院中だった浦添市の80代男性が死亡し、県内の新型コロナ関連の死亡者数は計69人になった。男性は、20日に新型コロナの陽性が確認され、26日に死亡した。

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

 29日の新規感染の70代以上13人のうち確認できた9人の感染経路は施設内感染5人、家庭内2人、飲食・会食2人。複数の施設で感染が起きているという。

 糸数公保健衛生統括監は施設と家族、飲食の3パターンで感染する傾向だとして「施設の中での対策も重要だが、(高齢者)自らの活動も新型コロナ流行の時期は抑えてもらうことも大切ではないか」と話した。

 新規感染47人のうち確定患者との接触が25人で、内訳は家族10人、友人5人、施設内5人、飲食2人、不明3人だった。

 県内32例目のクラスター(感染者集団)となった那覇市内のカラオケのある居酒屋は28日公表分で2人、29日公表で1人の感染が確認され、客7人と従業員4人の計11人となった。

 直近1週間(22~28日)の人口10万人当たりの新規感染者は19・29人で全国4番目。最多は北海道の30・61人だった。在沖米軍関係は報告がなかった。

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