沖縄県は30日、新たに在沖米軍関係者77人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。米軍関係の感染者は累計で569人となった。大規模な感染は今年7月以来とみられる。
また県内では同日、新たに32人が感染した。累計は4326人となった。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは66日連続。
県内では29日、10歳未満から90代までの男女47人が感染した。新規感染の70代以上13人のうち確認できた9人の感染経路は施設内感染5人、家庭内2人、飲食・会食2人。県は、施設と家族、飲食の3パターンで感染する傾向だとして「施設の中での対策も重要だが、(高齢者)自らの活動も新型コロナ流行の時期は抑えてもらうことも大切ではないか」としている。
新規感染47人のうち確定患者との接触が25人で、内訳は家族10人、友人5人、施設内5人、飲食2人、不明3人だった。
直近1週間(22~28日)の人口10万人当たりの新規感染者は19・29人で全国4番目。最多は北海道の30・61人だった。