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沖縄県が「Go To」を継続へ 副知事は「警戒を緩めていいわけではない」

2020年11月30日 15:52

 沖縄県は30日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、条件付きで「Go To キャンペーン」事業を継続する方針を決めた。政府に対し「Go To トラベル」は対象地域からの除外を求めず、「Go To イート」もプレミアム付き食事券の新規発行・販売の一時停止などを求めない。県の謝花喜一郎副知事が県庁で30日、記者会見して発表した。謝花副知事は「県内は感染者の増加傾向に歯止めが掛かっておらず、今は感染拡大を抑える重要な時期にある」と強調。一方で「感染拡大防止策を進めながら社会経済活動を両立させることも重要だ」と述べた。

(資料写真)沖縄県庁

 謝花副知事は「トラベル」について「県外からの感染事例が少ないことや、経済団体の期待が大きい」とし、継続の条件として「旅行の1週間前からは感染対策を徹底し、体調不良時は旅行を控える」「旅行中の会食は来訪したメンバー内で行い、4人以下、2時間以内とする」ことなどを求めた。「イート」についても、県として既に「飲食は原則4人以下で」を要請していることなどから、継続の条件として「イート食事券は基本的にテイクアウトやデリバリーでの活用とすること」「テイクアウトなどを利用できず、やむを得ず店内で会食する際には、4人以下の利用制限を重視して順守してもらうとともに、飲食時間は2時間以内とすること」などを求めた。

 謝花副知事は「Go To事業の継続は決めたが、新型コロナに対する警戒や対策を緩めてよいということでは決してない」とし、感染がこれ以上拡大すれば飲食店に対する時短・休業要請などの対策を講じなければならなくなると説明。「年末年始を穏やかに過ごすためには、感染対策を徹底しながら社会経済活動を両立させることが重要で、県民や事業者が一丸となって取り組むことが必要だ。協力をお願いしたい」と述べた。

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