【バンコク共同】タイで王室改革を求め、デモを続ける学生中心の反体制派の象徴として黄色いアヒルが人気を呼んでいる。警察が放水した際、アヒルの浮具で身を守ったのがきっかけで、デモ現場のあちこちで見掛けるように。ワチラロンコン国王の代わりにアヒルの絵を描いた独自の“紙幣”も登場するなど抗議活動が先鋭化している。

 バンコクで開かれた反体制デモに登場したアヒルの浮具=11月27日(共同)

 反体制派は29日、首都バンコクの陸軍第11歩兵連隊基地前で抗議集会を開催。国王が組織改編して直轄下に置いた部隊で、親衛隊を抱えたナチス・ドイツのヒトラーになぞらえ、軍の私物化につながりかねないと批判した。この時もアヒルの浮具が現れ、街宣車を囲んでいた。(共同通信)