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レタス76円・大根75円・ハクサイ64円…沖縄で野菜が安い理由は?

2020年12月1日 07:05

 沖縄県内で野菜の価格が下がっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3連休後、外食産業からの需要が下がったことや、11月は全国的に好天で豊作だったなどが要因。県中央卸売市場に出荷されたレタスは、1キロ当たり前年同月比44・5%安の76円。大根は25・7%安の75円、ハクサイは16・9%安の64円となった。スーパーの店頭価格は、例年の半額程度に下がっている。担当者は「12月に入れば県産野菜の入荷も増える。ここ1~2週間は低価格が続くのではないか」と不安視した。

例年の半額以下で店頭に並ぶハクサイ(中央)=30日、那覇市・コープあっぷるタウン店

 イオン琉球がこの時期、主に取り扱うレタスは、出荷ピークを迎える長崎産と、農家が例年より前倒しで出荷している糸満産。例年同時期の店頭価格は1玉198円だが、先週末は税別88円でセールした。例年、4分の1カットが税別128円のハクサイは、30円安の98円で販売している。担当者は「寒くなっているので、サラダ用のレタスは売れなくなり価格はもっと下がる。今後は鍋用野菜の需要が伸びそう」と予想した。

 コープおきなわでは鹿児島産大根の入荷量が多く、例年同時期は1本198円(税抜き)で販売するが、先週末から98円のセール価格で販売中。ハクサイの値段も先週から下がり続け、例年は税抜き198円の4分の1カットを98円でセールしている。買い物にきた新垣晴美さん(55)=那覇市=は「大根が安かったから思わず手に取った。今日は寒いから鍋に使おうと思う」と話した。(政経部・又吉朝香)

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