沖縄タイムス+プラス ニュース

土木作業員は「フリーランス」 男女2人、コロナ給付金300万円の詐欺疑いで逮捕

2020年12月1日 06:38

 新型コロナウイルスの影響で減収した個人事業主らに給付される国の持続化給付金計300万円をだましとったとして、県警捜査2課は30日、那覇市の会社役員の男(54)、妻で自営業の女(53)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。2人とも容疑を否認している。持続化給付金を巡る詐欺事件の逮捕は県内2例目。

沖縄県警

 調べによると、2人は氏名不詳の人物とともに6月5日~7月22日、沖縄タイムス社元社員(45)=詐欺容疑で逮捕・勾留中=と、那覇市の会社員男性(43)、宜野湾市の会社事務員の女性(67)の3人それぞれと共謀し、持続化給付金をだまし取ろうと虚偽の内容で申請。3人の各口座名義に100万円を振り込ませ計300万円をだまし取った疑い。

 会社役員の男は10月、本紙取材に一部不正を含む持続化給付金申請約700件に関与したことを認めた。給付対象者ではないキャバクラや風俗店従業員、土木作業員など被雇用者を「れっきとしたフリーランス」と主張。「対象者には広く(給付金申請の)声掛けした」と語った。

 関係者らによると、男は県警の家宅捜索を受けた那覇市内の税理士事務所で申請代行を手掛けたという。

<情報を募ります>

沖縄タイムスは新型コロナウイルスに関する持続化給付金など、公的支援制度の不正受給問題の取材を進めています。不正受給に関する情報を広く募ります。

>>記入フォーム

連載・コラム