沖縄県の石垣市議会(平良秀之議長)は30日開会した12月定例会本会議で、中国の王毅国務委員兼外相の尖閣諸島を巡る発言に抗議する決議を全会一致で可決した。与党市議の砥板芳行氏が提案した。

尖閣諸島

 抗議決議では、11月24日の日中外相会談後の記者会見で日本側が尖閣周辺海域を巡る中国海警局船の活動に自制を求めたのに対し、王氏が「一部の真相が分かっていない日本漁船が敏感な水域に入る事態が発生している」などと反論したと指摘。さらに日中双方の公船以外の船を入れないことで事態の改善を図ることを提案した、とした。

 この王氏の発言と提案について「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土だ」とした上で、「当市をはじめ日本の漁船が尖閣周辺海域で操業する権利を侵害する発言であり断じて容認できない」と抗議した。宛先は中国国家主席、中国外相、駐日中国大使。