商業捕鯨で捕獲されたイワシクジラの冷凍されていない生肉の競りが1日、仙台市中央卸売市場で行われた。日本捕鯨協会によると、同種の生肉の取引は非常に珍しい。

 イワシクジラの生肉の入札をする関係者=1日午前6時41分、仙台市中央卸売市場

 共同船舶(東京)の捕鯨母船「日新丸」率いる船団が11月25日に北海道東沖で捕獲した。同社によると、イワシクジラは通常は冷凍して水揚げするが、今回は新鮮な状態で消費者に届け、クジラ肉の需要を喚起しようと、生のまま運搬した。

 午前6時20分ごろから赤肉、尾肉、畝須の部位ごとに入札が行われ、1キロ1300~5万円の値が付いた。日本捕鯨協会の山村和夫理事長は「脂が乗った状態で市場に出すことができた」と話した。(共同通信)