沖縄県内では観察例の少ない迷鳥サカツラガン5羽が石垣市内の農耕地に飛来した。越冬地へ向かう渡り鳥が冬の訪れを告げている。

石垣島に飛来したサカツラガン5羽=1日午前(小林雅裕さん撮影)

 石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(46)が1日午前、撮影した。

 複数のサカツラガンが県内で確認されるのは極めてまれ。体長約90センチの大型で、顔の周辺が酒に酔ったような赤褐色で、「酒面(さかつら)」が和名の由来になっている。国際自然保護連合は「絶滅の危険性が高い種」としている。

 小林さんは「数日前から北風に変わった影響で島に立ち寄ったのではないか。昨年も4羽が飛来しているが、5羽は過去最多と思う」と喜んだ。