県警捜査2課は3日、「本部町今帰仁村清掃施設組合」が発注した2019年度の事業の指名競争入札で、発注仕様書を書き換え、予定価格に近い金額を漏らし特定の業者に落札させたとして、同組合事務局長(57)=本部町=と、落札した会社「めぐみ創研」(浦添市)の社長(62)=那覇市=を官製談合防止法違反、公契約関係競売入札妨害の両容疑で逮捕した。(関連記事>>

(資料写真)パトカー

 捜査2課によると事務局長は19年2~3月、一般廃棄物最終処分場・し尿処理施設運転維持管理委託業務の発注仕様書を、めぐみ創研が有利に落札できるよう改定し、3月13日ごろに非公表の入札書比較価格(5100万円)に近い価格を漏らしめぐみ創研に落札させた疑い。落札率は99%(落札額5050万円)だった。

 めぐみ創研は20年度の同業務を1億5300万円(落札率98・77%)で落札しており、捜査2課は余罪を含め調べている。

 容疑者は14年から同組合事務局長を務め、発注仕様書の決裁権を持つなど業務契約事務の責任者だった。

 捜査2課は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。逮捕した2人の交友関係や、社長から事務局長への何らかの見返りがなかったかを慎重に調べている。