県は3日、10歳未満から90代の男女49人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病床占有率は74・3%で前日から2・3ポイント上昇。11月28日から6日連続で70%を超え、警戒レベル指標の第4段階(感染蔓延(まんえん)期)に相当する状況が続いている。在沖米軍関係では16人の感染が判明した。
クラスター(感染者集団)が発生した名護市の飲食店では従業員1人の感染が分かり、感染者は計10人となった。
新規感染者のうち患者との接触が分かっているのは21人。内訳は家族9人、会食飲食5人、職場3人、友人知人2人、調査中2人。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は23・4人で全国3番目に多かった。最多は大阪府の29・03人で、2番目は北海道の28・29人だった。
■米軍関係13人は海外から
在沖米軍ではキャンプ・ハンセン10人と普天間飛行場の3人は海外から入国した2週間の隔離期間後の検査で陽性を確認。キャンプ・フォスターとトリイ通信施設の各1人は濃厚接触者として隔離されていた。嘉手納基地の1人は沖縄に在住していたが、居住地が基地内か外かは不明という。