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「謎の連帯感が生まれた」と笑顔 時間もコースも自由 オンラインでNAHAマラソン

2020年12月7日 07:39

 新型コロナウイルスの影響で延期となった第36回NAHAマラソンの代替イベントとして「絆 2020 ON-LINE NAHAマラソン」が5日から始まっている。同大会とジョガーの絆を維持しようと開かれ、自分の好きな時間に好きなコースを走って完走を目指す。42・195キロを1回で走る「完走タイプ」と、同距離を複数回に分けて走る「累積タイプ」の2種類あり、2571人がエントリーした。20日まで。

NAHAマラソンと同じコースを走る瀬田邦光さん=6日、那覇市・奥武山公園

コスチュームを着て完走した那覇市の鈴木一人さんら=6日、那覇市奥武山、奥武山公園

NAHAマラソンと同じコースを走る瀬田邦光さん=6日、那覇市・奥武山公園 コスチュームを着て完走した那覇市の鈴木一人さんら=6日、那覇市奥武山、奥武山公園

 これまでNAHAマラソンに18年連続で参加してきたという瀬田邦光さん(58)=埼玉県=は6日、「今回の延期は残念だったが、沖縄で走りたくて来た。沿道の人たちとハイタッチしたかった」との思いを胸に、完走タイプを選択。マラソンを通じて知り合った友人ら8人と、同大会と同じコースを走った。

 午前9時に那覇市の奥武山公園をスタートし、午後2時ごろゴール。「時間とコースを自由に選べるので、同じコースを走る参加ジョガーとも『謎の連帯感』が生まれた」と楽しそうに笑い「制限時間もないので、気持ちよく走れた」といつもとは違うスタイルでの完走を喜んだ。

 酒造会社で働く那覇市の鈴木一人さん(45)は、水色の一升瓶の形をした着ぐるみ「あわもり君」を身にまとって走った。

 NAHAマラソンには5年前から出場しており、これまでは「やめよう飲酒運転」と書かれた着ぐるみを着て走っていたという。今年はコロナ禍で苦しむ県民を励まそうと「コロナに負けるな」との応援メッセージ入りのタスキを掛けて参加した。

 同大会のコースと同じコースを走り「沿道で子どもたちが『あわもり君、頑張ってー』とたくさん声を掛けてくれて、うれしかった」と笑顔で話した。

 参加者は開催期間中に走った時間や距離を申告した後、完走証や参加賞が贈られる。

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