沖縄県の島尻消防組合消防本部(屋比久学消防長)は11月27日、久高島で水難事故の訓練を地元消防団員と共に行い、移動や協力体制などを検証した。同本部は定期的に同島で火災や救急を想定した訓練を行っているが、水難に特化した救助訓練は初めて。

水難救助訓練を行う隊員ら=11月27日、南城市・久高島沖(提供)

 島の沖合でダイビング客1人が溺れたという想定。隊員らの島への移動手段確保から救助まで一連の流れを確認。水深20~30メートルの地点で溺れているダイビング客を救うまでの連携をチェックした。

 城間功警防課長は隊員らが潮の流れや海底地形を体感で把握できたと説明。「現場でしか分からないことは多い。次は海上からヘリに乗せて病院搬送までを想定した、さらに踏み込んだ訓練の機会も設けたい」と語った。