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宮古島の海保職員7人がコロナに感染 同じ巡視船で勤務 クラスターか

2020年12月10日 07:47

 沖縄県は9日、別の疾患で入院中に新型コロナウイルスに感染した那覇市の80代女性が死亡したと発表した。クラスター(感染者集団)が起きた病院で、県は「院内感染の可能性がある」とした。関連死者は計75人となった。新規感染は10歳未満~80代の男女43人で、宮古島海上保安部の20~60代の男性職員7人も感染した。県は「クラスターかどうか保健所が調査中」とした。(3・10・24面に関連、23面に特集)

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状

県内感染者の居住別状況(12月9日)

県の新型コロナ感染に関する判断指標と現状 県内感染者の居住別状況(12月9日)

 第11管区海上保安本部によると、宮古島海保職員7人のうち県が6日に感染を発表した40代男性職員の濃厚接触者が6人。もう1人は濃厚接触者ではないが、11月28日から発熱の症状があり、自宅待機していた。11管は「8人は同じ巡視船内で業務していた」としている。他の濃厚接触者については、PCR検査で陰性12人、結果待ちが2人。いずれも自宅待機中だが、業務に支障は出ていないという。

 県立宮古病院の新型コロナの入院患者は計18人(軽症10人、無症状8人)。入院増を受け、県は宮古地域を病床確保計画に基づく医療フェーズを最高の「5」に引き上げ、同病院に「4」の21床から40床の確保を求めた。同病院によると、宿泊療養施設の活用も「今後検討する」という。

 新規43人中、感染経路を追えた28人の内訳は職場11人、家族10人、友人3人、会食2人、調査中2人。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は17・98人で全国4番目。最多は大阪府の27・24人。

 在沖米軍は嘉手納基地1人、キャンプ・ハンセン4人で、累計は632人。

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