沖縄県名護市社会福祉協議会主催のミニデイボウリング大会分散大会が9日、市内のミニデイサービス活動日に合わせて各区で始まった。汀間公民館の会場では汀間区老人会の安里千代さん(91)が、市内第1号の優秀殊勲選手賞に選ばれ表彰状を手にした。安里さんは「するてぃ遊ぶしや ましやしが(そろって遊ぶのはうれしい)」と笑顔を見せた。

「みんなそろって遊ぶのは楽しいが、今は少し緊張する」。市社協から優秀殊勲選手賞の読み上げに緊張する安里千代さん(左)=9日、名護市・汀間区公民館

「見つめる先には10本のピン。ストライクなるか」。ミニボウリングを楽しむ区民ら

「みんなそろって遊ぶのは楽しいが、今は少し緊張する」。市社協から優秀殊勲選手賞の読み上げに緊張する安里千代さん(左)=9日、名護市・汀間区公民館 「見つめる先には10本のピン。ストライクなるか」。ミニボウリングを楽しむ区民ら

 「毎月2回のミニデイは体操をしてお茶を飲み、ゆんたくするのが何よりも楽しい。小さなムラでも毎日会うことはできないからね」と安里さん。子ども7人に恵まれ「孫もひ孫もたくさんいて数え切れない」という。

 同賞は90歳以上の参加者に授与される。表彰式で「あなたは齢(よわい)90の坂をやすやすと乗り越えられてなお元気で、本日の大会において華麗な技を披露した」とたたえられ、照れた様子で笑った。

 ゲームは1チーム8人の団体戦で、汀間はABCの3チームが参加。5メートル先から10本のピンに1人5回投げて勝敗を競った。「あり、ストライク」「あと1本だった」。パーランクー、カスタネット、シンバルの音が響き、大声を出さないよう気を付けながら、楽しんだ。

 同区ミニデイ支援員の玉城久子さん(75)は「コロナで大声は禁物なので楽器を準備した」と応援に力を込めた。

 松田正吉さん(82)は「少し練習が必要かな」と話し「球の重さは女性に最適かもしれない。左手で投げても良かったのかもね」と振り返った。

 翌日が86歳の誕生日という玉城芳喜さんは「なぜだか今日は絶好調」とうれしそう。個人賞はなかったが、最高得点を出した金城栄信さん(85)に玉城辰彦区長から区長賞のビールがプレゼントされた。

 今年の大会は新型コロナウイルスの影響で一堂に会することができないため、ミニデイを開設している公民館を巡回して分散開催。社協職員とボランティアスタッフが出前審判で訪れ、成績は後日集計される。(玉城学通信員)