沖縄県の玉城デニー知事は17日午前、緑ヶ丘保育園(宜野湾市)の屋根に米軍ヘリに装着される部品が落下した事故を巡り、県警が「原因の特定に至らず」との検証結果を発表する見通しであることに、米軍の対応は不十分との認識を示した。「もう少し連携して、しかるべき説明を尽くしてほしい」と述べた。県庁で沖縄タイムスなどの取材に答えた。

緑ヶ丘保育園への部品落下事故で近く県警が検証結果を発表する報道を受けてコメントする沖縄県の玉城デニー知事=17日午前10時、県庁


 これまで、米軍は同部品の欠損などはないとして、ヘリからの落下を否定していたが、知事は「自分たちは関係ない、ということでは、十分な捜査ができない」と指摘した。
 保育園には米軍が否定したことで、「自作自演」などのの誹謗中傷が相次いだが、「極めて悪質に近い。絶対にやめてほしい。被害者、当事者の心情は、推し量れないぐらい非常に苦しいものがある」と述べた。
 保育園や学校上空の米軍機の飛行も「改善がみられない」として不快感を示した。
 事故は2017年12月に発生した。