今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワードが17日、東京都内で開かれ、新人王のパ・リーグは西武の平良海馬投手(21)=石垣市出身、八重山商工高出=が選出された。沖縄県出身選手の新人王受賞は初めて。
平良は2017年にドラフト4位で入団し、最速160キロの直球と多彩な変化球で19年から中継ぎに定着。3年目の今季は54試合に登板し、1勝1セーブ33ホールドで無敗だった。防御率は1・87と抜群の安定感を見せた。
昨年7月、平良投手は沖縄県民に寄せたメッセージの中で、「一日も早く1軍でプレーできるよう頑張っていきます」と語っていた。