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「平良投手のようなプロになりたい」 新人王獲った地元のヒーローに石垣島が沸く

2020年12月18日 15:45

 沖縄県の八重山商工高校出身でプロ野球西武ライオンズの平良海馬投手(21)がパ・リーグ新人王に選出された17日、古里の石垣島の後輩や恩師からは快挙をたたえる声が上がった。県出身者の新人王受賞はセ・パ両リーグ通じて初めて。最速160キロの直球と多彩な変化球を武器に、3年目でタイトルを手繰り寄せた島の英雄に「偉大な先輩」「長く活躍してほしい」と惜しみない賛辞を贈った。

平良海馬投手のパリーグ新人王選出が有力であることを伝える携帯電話の画面に注目する「真喜良サンウェーブ」の野球少年たち=17日、石垣市新川

 平良投手が通っていた少年野球チーム「真喜良サンウェーブ」の後輩たちは、高良真助監督(41)から平良投手の新人王選出が有力であることを知らされ、その瞬間を今か今かと待った。

 真喜良小6年で主将の垣本陸翔さん(12)は「プロ3年目で160キロを出すのはすごい。自分も平良投手のようなプロになりたい。もっともっと練習を頑張りたい」と目を輝かせた。

 高良監督は平良投手が4年生から卒業までコーチとして指導した。プロでの活躍に「カウントが悪いのにいろんな球種でストライクが取れる。こんなに器用だったかな」と目を細める。「野球人口が減っている中での朗報。子どもたちや地域にとって、いい影響があると思う」と称賛した。

 母校、八商工高野球部の垣花柊二主将(17)は「島からプロに行ってタイトルを取るのはすごい。良い刺激になった」。ポジションは同じ投手といい「平良投手は下半身の使い方が上手で、うまく球に力を伝えている。自分も鍛えて強い球を投げたい」と目標を定めた。

 平良投手が2、3年の時に部長だった上原拓監督(37)は「期待以上の活躍だ」と喜ぶ。当時は誰よりも練習に打ち込んでいたとし、「プロに入っても同じ姿勢で取り組んでいたと思う。もまれて頼もしい選手になっている。けがも無く、長く活躍できる選手になってほしい」と笑みを浮かべた。 

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