1号機から4号機までが見渡せる高台に立つと、あの日、爆発し白煙を上げた原子炉建屋の光景がよみがえった。目の前の海は穏やかな表情を見せるが、むき出しになった鉄骨、うずたかく積まれた瓦礫(がれき)が廃炉作業の困難さを物語る。視察途中、首からぶら下げた線量計が「ピー」という警告音を響かせた。