10月恒例「祭り闘牛」の最終弾、第7回今帰仁まつり闘牛大会(主催・今帰仁まつり実行委員会)が30日午後3時から今帰仁村営闘牛場で行われる。迫力満点の闘牛が無料で見られる今年最後の機会。先週に続き野外での闘牛大会で、秋空の下、伝統娯楽「闘牛」がたっぷりと堪能できるだろう。

13カ月ぶりの登場。復活なるか、強襲王

攻守兼備、序盤を乗り切れば6勝目の戦闘ムサシ

第7回今帰仁まつり闘牛大会 取組表

13カ月ぶりの登場。復活なるか、強襲王 攻守兼備、序盤を乗り切れば6勝目の戦闘ムサシ 第7回今帰仁まつり闘牛大会 取組表

 昨年同様14頭(2組はアトラクション)による7組の対戦。デビュー戦が目立つ編成となっており、熱心な闘牛ファンには来年以降の活躍牛が発見できる楽しみもある。注目のシー牛(結びの一番)は新鋭とベテランの対戦。序盤から激しい攻防となり、見応え十分の戦いが期待できる。

■シー牛 強襲王VS戦闘ムサシ

 戦闘ムサシは2015年5月に徳之島から沖縄に移籍。徳之島での活躍はなかったが、沖縄に来てから開花した遅咲きタイプで知られる。沖縄では5勝4敗の戦績。勝った相手はカリー亭翼号、光トガイ、上里号、竜輝斬克龍、二代目ひめゆりGOGO。敗れた相手は清風王道、貴鶴ゴバヌー、琉神一輝、竜輝美龍。 負けた相手は上位ランクの実力牛となっており、ランクの壁を越えられない印象がある。10分前後の戦いが多く、持久戦は未知数だが、攻守兼備で勝機を捉える集中力もまずまず。

 前回との試合間隔が短いのが気になるが、ここまでの9戦はどれも力を出し切っている。今回は「地力」の面でやや上回るとみられているので、戦いの主導権は取れそうだ。手堅く勝利を収め、再び上昇気流をつかみたいところ。

 対する強襲王は今回が3戦目の新鋭。昨年6月の大会でデビューし、有心大三元を下している。2戦目となった同年9月の大会では荒吹点天に敗れて以来休養しており、久々の出場。

 順調さを欠く経緯となっているが、満を持しての再登場だけに陣営には復活の手応えがあるのだろう。闘志が勝敗のカギ、終始前に押して出る展開をつくれるかるどうか。

■シー2番 へーばる号VS無双☆星

 へーばる号は昨年7月デビュー。序盤の猛攻があるが、やや粘りに欠けるタイプ。この辺で一皮むけたいところだが、要注目だ。無双☆星は前月引分デビュー(相手はくば山大黒龍)。今度は何としても白星を狙うだろう。

■シー5番 闘魂風牙VS天蛇ヒラー太之号

 両牛とも前場所は白星(風牙は7月琉桜に勝ち、ヒラーは今月2日南国怒南竜を長期戦で下している)。闘志は一段とアップしているとみられ、“熱戦”は必至だ。

■その他

 3番戦の礼希は徳之島からの移籍で沖縄初場所。相手は大福白タービー、4番戦の当間小力と大福ちび太はデビュー戦。(又吉利一通信員)