沖縄県出身の落語家、立川笑二(本名・知花弘之)さん(30)が「ユーロライブ」(東京)で毎月開催される落語会「渋谷らくご」で年間を通して最も活躍した二つ目に贈られる2020年「渋谷らくご大賞 おもしろい二つ目賞」を2年連続で受賞した。立川さんは「公演の中止が相次いだ年に、形を残すことができてうれしい」と喜んだ。

2年連続で「おもしろい二つ目賞」に選ばれた立川笑二さん(1月11日・那覇市・アトリエ銘苅ベースで開かれた独演会より)

 読谷村出身の立川さんは2011年に立川談笑さんに入門。14年に落語家の階級の一つ「二つ目」に昇進した。県出身で二つ目以上は現在、立川さんひとり。表情豊かでスピード感のある語りで積極的な公演活動を行っている。

 今年は「渋谷らくご」に月1回のペースで出演してきた立川さん。賞は主催者や審査員の評価を基に選考され、15日に発表があった。4月はまったく公演ができず、その後、無観客の回もあったというが「(コロナ禍で)落ち込んでいる時こそ、多くの人に笑ってほしいという気持ちが強かった」と話す。

 21年は1月を皮切りに、隔月で沖縄での独演会を予定しており「新しい環境に慣れながら、ステップアップを目指したい」と抱負を語った。