サッカーJ2のFC琉球は25日、MF小泉佳穂(24)が来季、J1浦和レッズに完全移籍すると発表した。東京都出身の小泉は青山学院大学を卒業後に琉球で2年間プレー。2020年シーズンはトップ下のポジションでレギュラーの座をつかみ38試合に出場、6得点を挙げた。
琉球での2年間について「僕にとっての宝物」と表現する小泉。球団を通して「中高大と全国的には全くの無名の自分を拾っていただき、プロサッカー選手として迎え入れてくれたFC琉球には本当に感謝しています。この2年間でサッカーが本当に好きになりました」とコメントした。
ミスから失点して負けた後の9試合勝ち星がなかった時にスタンドから励ましの声を掛けられたことに触れ「どれだけ勇気をもらったか、本当に計り知れません」とし、チームメートや監督、コーチとともにサポーターに感謝した。
最後には「大きく成長して、いつか必ずFC琉球に戻ってきて返したいと思います。2年間本当にありがとうございました。またいつか笑顔で会いましょう」と、再び琉球に戻ってきたいとつづった。