パレットくもじを運営する久茂地都市開発(那覇市、我那覇学社長)は28日、パレットくもじ前広場に整備を計画している高さ9~13メートル、広さ約450~500平方メートルの大型屋根のイメージを公表した。我那覇社長が同日、沖縄タイムス社を訪れ、基本設計を巡って内閣府の沖縄振興特定事業推進費補助金の交付が決まったことも報告した。

パレットくもじ前広場に整備する大屋根のイメージ(久茂地都市開発提供)

 テント幕を使用し、太陽光を一定透過させることで昼間明るさを確保する。夜は四季に合わせた映像を投映することも可能で、各種イベントに活用する考えだ。

 首里城の破損した瓦を配合して作った舞台も地面に埋め込み、伝統芸能を披露する場として活用する計画もある。2021年末にも着工し、22年3月末の完成を目指す。

 同社は今年11月に那覇市から「市道路協力団体」の指定を受け、広場を含め道路上での収益活動や工作物設置が可能となった。我那覇社長は「屋根としての機能だけでなく、シンボル的なものにしたい。県経済がコロナ禍で影響を受けているが、にぎわいを創出し、地域活性化に寄与したい」などと抱負を述べた。