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豚肉、かまぼこ、ターンム 沖縄の正月に欠かせない食材を買い求めてにぎわう市場

2020年12月31日 09:15

 年の瀬を迎えた30日、沖縄県内の市場や大型スーパーは大みそかの年越しそばや正月料理に欠かせない豚肉やかまぼこなどを買い求めるマスク姿の人々でにぎわった。新型コロナウイルスの影響で客足の減少も見られ、市場では「例年の半分以下」と嘆く店も。新年は明るい年になるよう願う声が多く上がった。

正月料理の食材を買い求める人たちでにぎわう第一牧志公設市場=30日午後、那覇市松尾(国吉聡志撮影)

 例年は朝から買い物客でごった返す那覇市の第一牧志公設市場も大きな混雑はなく、客がマスク姿で店主らと談笑し、新年への期待を語る姿が見られた。

 ターンム(田イモ)やスンシー、刺し身など正月用食材を買い込んだ那覇市の平良真子さん(55)は「新鮮なものが多いし、年の瀬は毎年ここですよ」と笑顔。

 コロナ禍で働き方も生活も変わったが、厳しい中でも長男の就職が決まったことは一番の喜び。「とにかく健康が一番。静かな正月にはなるけど、良い年を迎えたいですね」と話した。

 二中前ミートの照屋紀子さん(77)は「毎年ごった返すが、今年は半分以下。50年余りやってて、こんな厳しい時代はないさ」と苦笑い。「早くコロナがなくなって、また前のように戻ってほしいよね」と願った。

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