水曜日定例のヘイトスピーチ街宣に対抗する那覇市役所前カウンターは今年最後の30日も、20人以上が集まった。ただ座ることで街宣を阻止する取り組みは、5月に始まってから33週連続で成功。参加者は「来年は県が規制条例を制定してほしい」と望んだ。

(資料写真)那覇市役所

 寒さと風雨の中、市民が次々に訪れ、市役所前に座り込んだ。33週間、毎回参加している平良末子さん(77)は「きょうは少ないかと思ったけどこんなににぎやかで」と驚き、「年末までみんなでやり切った」と話した。

 カウンターが本格化する以前からヘイト街宣を監視、記録してきた女性は「ずっと憂鬱(ゆううつ)だったが、今年ここで色の『NO HATE』の旗を揚げてくれて気持ちがぱーっと明るくなった。差別は駄目だと言える社会にするため早く条例を作ってほしい」と願う。

 40代の会社員女性は「沖縄はゼロからの制定ではなく、川崎市の条例を参考にできる。来年の制定に希望を持っている」と語った。