菅義偉首相が4日、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県への緊急事態宣言再発令を検討すると表明したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は県内への影響について情報収集・分析を急ぎ、今後の感染防止対策や経済対策に迅速に対応する考えを示した。那覇市内で記者団に語った。
知事は緊急事態宣言が発出された場合に予想される対応ついて、この日の三役の幹部会議で情報収集を指示したと説明。6日の新型コロナ対策本部会議でその分析結果を確認する考えを明らかにした。
その上で「われわれだけの取り組みで(感染拡大を)抑え込めるのか。それとも東京を中心とするいわゆる航空路線などの自粛による影響を受けるのか。今後の発表を注視しつつ、迅速に対応できるよう準備したい」と述べた。