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沖縄の高校生がコロナ用の防護服127着を作って贈る 身近な材料とは?

2021年1月5日 07:48

 新型コロナウイルス対策に奮闘する医療従事者を支援しようと、沖縄県立中部農林高校定時制の生徒たちがこのほど感染症防護服127着を手作りし、県立中部病院へ贈った。防護服は新型コロナ関連対策の現場で活用されており、生徒たちは「少しでも力になれたらうれしい」と喜んだ。

感染症防護服を手作りした県立中部農林高校定時制の生徒たち(同校提供)

 製作したのは社会科の授業で「感染症と人類の歴史」を学んだ108人の生徒たち。授業後、新型コロナ対策の役に立ちたいと市販のポリ袋で防護服製作に取り組んだ。

 中部病院の関係者の意見を聞き、首回りを養生テープで補強、背中部分に切り取り線を入れ脱ぎやすくするなど工夫を重ねた。11月に贈る際には個別に包装し、製作者の名前やメッセージを添付した。

 中部病院の担当者によると防護服はコロナ関連対策に活用されており、「気持ちのこもったものでありがたい」と感謝した。

 製作した1年の中里慎さんは「自分たちの分も頑張ってほしいと思いを込めた」、喜屋武盛河さんは「作るのは難しかったが、工夫していい防護服ができた」、親川竜馬さんは「楽しく作ることができた。少しでも医療従事者の力になれれば」と充実した表情だった。

 同校の兼城詩子教諭は「これをきっかけにコロナ対策や誰かのために動くことについて意識するようになってほしい」と期待した。

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