高浜虚子の俳句に「初笑い」を詠んだものがある。〈口あけて腹の底まで初笑〉〈初笑深く蔵(ぞう)してほのかなる〉。ガハハでもニコニコでも、新たな年にたくさん笑って福を呼び込みたい心情は、いつの時代も変わらない▼コロナ禍で人々の口元がマスクで覆われた昨年。